大吉経営事務所について

1995年

財団法人福井県産業情報センター（現在の公益財団法人ふくい産業支援センター）に入社。
情報サービス係に所属し、県内企業からの相談対応、当時の機関誌「from（フロム）」の執筆、福井県内の景気動向調査、県内経営者の基に訪問する形でのヒアリング調査を担当。繊維・眼鏡・機械加工など、福井の基幹産業において活躍する経営者の方々にお話をお聞きする機会は、緊張を伴いつつ非常に刺激的であり、自分の原型が形成された時期でもあります。

2004年

地域産業強化部・情報化支援グループに異動。
福井県内の映像・音響等の制作施設「福井県マルチメディアサポートセンター」の管理・運営を担当するとともに、映像制作業界や、Web・IT業界を支援するための育成・交流事業を担当。担当イベント、ITベンチャー交流会では「近藤淳也氏（株式会社はてな・社長（当時））」「百式管理人（田口元）さん」など、Web業界の知る人ぞ知る有名人を福井に呼ぶことで、業界人を中心に人気を博す。

2005年

ITベンチャー交流会→アップグレードふくいに名称変更。田中良和氏（GREE株式会社・社長）、家入一真氏（株式会社paperboy&co.・社長（当時））、猪子寿之氏(チームラボ株式会社・社長）などを講師に迎え、回を追うごとに参加者数が増える人気イベントに。知名度が向上するに連れて「（越前ガニを目当てとした）高名な講師からの立候補」などの副次効果もありイベントは大きく成長。企業同士のマッチング機会の創出、講師が有するネットワークなどを活用しながら、制作業者が東京などへ進出する際のきっかけになるケースも。10年近く担当するなか、業界関係者とのネットワークが構築されることに。

2008年

当時開催されていた、ウェブ業界有数のアプリケーション開発コンテスト「Mash up Awards 4」において、山健太郎氏（福井県勝山市在住（当時））が最優秀賞を受賞したことがきっかけとなり、北陸初開催となる「Mashup Seminar in FUKUI」を開催（サン・マイクロシステムズ、リクルート、jig.jpの全面協力）。以降、福井情報技術者協会「FITEA」の協力を得ながら、福井県内の開発者支援を目的とした関連イベントを実施。その後も、開発関係のイベント、Web制作者向けのイベントなどを継続的に行うことで、地方において技術開発者コミュニティが非常に活発な県として福井県が複数のメディアなどで取り上げられる機会が増える。

2013年

ふるさと産業支援部・総合相談創業支援グループに異動。
部署全体の予算・経理業務を担当するとともに、財団が所管する補助金事業の事務局業務を担当。過去にほとんど経験したことのない業務を任される中、経営や経理に関する知識を基本から学ぶ必要性を強く感じ、中小企業診断士の資格取得を目指すことを決意。

2015年

平成27年度 中小企業診断士(第１次試験)・合格。

2017年

中小企業大学校(東京校)において、半年間・養成過程を受講。
修了後、中小企業診断士として登録。福井に戻って以降、福井県内の中小企業からの相談対応、企業診断・経営コンサルティング業務などの企業支援業務を担当。

2018年

1級販売士検定試験・合格。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士（FP）・合格。

2019年

1級ファイナンシャル・プランニング技能士（FP）・合格。

2020年

オープンイノベーション推進部に異動。
心の中で退職を決意するとともに、退職後に向けて社会保険労務士の資格取得に向けた勉強を開始する。

2021年

3月末で、公益財団法人ふくい産業支援センターを退職。
その後、個人事業主「大吉経営事務所（屋号）」として中小企業診断士の業務を中心に事業活動を開始。同年10月、令和3年度 社会保険労務士試験・合格。

2022年

4月より、サブマネージャー（福井県事業承継・引継ぎ支援センター）・総合相談コーディネーター（ふくい産業支援センター）などの活動開始。

2023年

事業承継支援専門会社『大吉つなぐサポート株式会社』を設立、代表取締役に就任。